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気が付けばもう秋。秋雨に困っています。

夏の終わりは秋の始まり。
何を訳のわからぬことを書いているのだと読者のお客様から叱られそうですが。時々「女将の独り言のブログ読んでいますよ。」といわれることがある。

夏の終わりを示すかのような秋雨前線の停滞。
夜中に激しく強い雨が降り出しました。
一生のうちに何度も経験していないような、バンバラと激しく音を立てての、強い雨音でした。雨が怖いと、はじめて真剣に思いました。

弁天荘ジョンの家から見る前景.jpg

雨とはおおよそ言いがたいような、滝つぼにでも入ったのかと思うような雨でした。小石でも混じって降っているのかと思うほどの大きな雨音でした。
幸い弁天荘の周りでは、山も川も抜け落ちるような土砂災害は起きていませんが、谷川の水が集まって流れる大きな川の平野部では、大変なことになったようです。
飛騨川が危険水域に達し岐阜県でも川下にあたる下呂市では、非難したとニュースで伝えています。
岐阜や愛知県の一宮では床下浸水床上浸水の家も何十軒も出ているとの事。
一般の民家はともかく、旅館はビルのようなつくりが多いので、お客様事態には、それほど危険ということもなかったことと思いますが。。。。

飛騨も、高山も広いので今のところ、旅館弁天荘の近辺は何の変哲もないとはいえ、気象の変化、自然災害のの荒れ狂う現象は困った現実です。

お客様のあらぬ不安を駆り立て、せっかくの旅行計画を台無しにしてしまうのは困りものです。飛騨は怖いところというイメージが漬けられてしまう事は大打撃です。
翌日は落ち着いてなんともなくても、旅行気分を不安にさせてしまうことにつながり、事実上の被害はなくとも、風評被害が発生して、キャンセルにつながるので、困ったくらいでは済まされないのです。
命に危険性のないことは声を大にしていうわけにもいかず。ほんとうに、「とほほほ。。。」です。

紅葉の庭と看板
人の気持ちというものは、マスコミ報道なのですぐさまその状況が、どこでもすべてが、危険で恐ろしいという事に、なってしまいます。
しかし、それほどでもないことも良くあります。

私の父も、ぱっと見は、それほどでもないのですが、だいぶ物忘れがひどくなり、訳もわからぬことで、うろうろする年寄りになってきました。
父の88歳の祝いを、下呂温泉でささやかですがお泊りをかねて、ゆっくりのんびりお祝いしたいと、ひそかに計画してきました。

わずかな身内だけでと、計画していますが、肝心な父が、「そんな危険なところは、大丈夫か。」といいます。有名な温泉です。そして治安の良いまとまった街です。隣の奥飛騨温泉もありますが、電車で行けば特急で一駅。
身軽にいけて、私が車で運転して行かなくても、宿に直行できる下呂のほうが、便利なので下呂を温泉を選びました。

テレビで「下呂の街は水浸しだと報道」している。挙句の果てに「俺を殺す気か。」などと言い立てる始末。
。。。そうやって口汚くののしって、世をすねて、だんだん壊れていく。
目の前に居る年寄りが。。。血肉分けたる「わが父」と眺めるには何か、つらいものがありますよ。だって私はあなたの娘なのですから。。。。

夏のドックランボール遊び用.jpg

だから本格的に壊れ尽きてしまわないうちに。トイレも自分で用を足せているうちに。
のんびり温泉にでも入って、疲れを取りながら、長生きをお祝いしたいのに。「なんにもわかっちゃいないんだね。お父さんは」
って、怒りたくなってしまう。
人生まだまだこの先、長い付き合いになりそうだ。

黙って聞いていれば、父の半ボケの意見には、めちゃくちゃなところがある。「金も有り余っていないくせに、おれや俺の兄弟を招待するなんて。そんな街の住民が、街ぐるみ避難しなければならないような温泉地へ、わざわざ計画していくなんて。俺は殺されるために行くようなものではないか、俺はは反対だ。」と、こうなのだ。どうしてそうなるのだろう。
大げさな。ばかばかしい。

ちょっと川の水があふれて、街の中の道路も水浸しになっている程度だろう。10日もすればうそのように、もとどおりになる。

つくづく、なげかわしい。。。とぼやきたくもなってしまう。
せめて少しでも元気なうちに感謝と敬愛の心をこめて、敬老の日を通り過ぎた月の末日の頃に計画しているのに。いくら忙しい私でも、たった1泊2日くらいの日程は、何とかなりそうだと思うのだが。

父はそれを知っての、いろいろ、いちゃもんをつけてくる。
内心は、うれしいくせに。丸で子供のやんちゃだ。
それだけ前騒ぎをしている父にとっては、うれしい気持ちが高ぶっているということだろう。

私には、弟が一人おり、それが実の姉弟なのだが、相変わらず身勝手な父と大げんかをして、以来。さっぱり寄り付かなくなっている。

父も父。弟も大人気ないことだ。
しかし、年寄りの介護を控えている、父の世話から、いろんな理由付けをして一早く逃げ切った弟夫婦は、賢いのかもしれない。
戦争という国難を乗り越え、命からがら生き残ってがむしゃらに働き、国を復興させた、父達の世代。

「うっとうしい年寄りの面倒はいやだ。」そんな子供達ばかりでは、日本中、やりきれない気持ちになってしまうだろう。
 
私までも父を放り出したのでは、父が気の毒とて思う。
口先だけは強気で、頑固だが、きっと内心は心細く不安なのだろう。
私は娘に生まれて、いろんな意味で長い間、辛抱してきた。
実際父の、頑固で年寄りの昔のことを思う、現実を無視した絵物語に、相当辟易することもあるのだが。。。うんうんと聞いてやる事すら精神的に、結構疲れる。しかしたった一人の親だ。

この先が、重く私の肩にかかるが、何があっても親だから。じっと敬愛の気持ちで辛抱辛抱。

ジョンの家のジョン犬7歳

「年より笑うでない。いずれ行く道と折る道」昔人の言葉にあるように、聞きながすように努力している。
当然、ほうっておけば、誰も父の88歳の祝いなんていうことは、誰も口にも出さないだろう。
心のけじめとして、そんな一日をと思っているのだが。。。さてさてどうなることやら。

昼間は曇っていたり晴れたりしていた天気は、夜になると雨が降り出した。。
明日の朝晴れてくれることを祈っているが、なんとも気まぐれな秋の始まり。雨はどうおさまってくれるのやら。
晴れ渡る深くて青い空が、待ち遠しく恋しい。
夏の暑さもひとまたぎ。家の中で忙しく走り回っていたら、あっという間に秋がやってきていた。秋よ。お前は忍者か。

ずっしり重いスイカ.JPG

雨降りの朝の心配をして、今夜もずっしりと重いすいかを、お土産に用意した。「うんとこしょう。どっこいしょ」とずっしりと重いスイカを下げてお帰りになるのだろう。いろんな野菜のうちで、今日のお客様はスイカなのだ。雨が降らなければ。特にお土産を渡す必要もないのだが。ここのところ変な天気なので。おみやげでがまんしてもらっている。
車だからいいが。歩いてのお客様だったら、出来ないお土産だ。
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