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9/20日午後から雨。

今年のシルバーウイスークの連休の始まりは、お天気が台風の関係で雨と予報されていたので心配していましたが、予想を外れて、大雨降りにもならず、どうにか持ってくれましたので、まずまずやれやれというところでした。でもやはり今日は午後から降り出してしまい、旅館裏の満開のコスモスも少し散り始めるかもしれません。
弁天荘ジョンの家から見る前景.jpg
昼間は、9月と言うのに暑いくらいの日も有り、ジョンの家も大賑わいでした。
連休は地元のわんこちゃんまでが、ジョンの家にお泊りでやってくるので、夜は夜で私の仕事が増えて大変です。ありがたい悲鳴と言うのでしょうか。

なかなか、おとなしくしてくれない仔も居たりして、猫や犬や、にぎやかでやかましいことです。
「いけない。」「待て」「座れ」「ハウス。ゴウ。」
まるで外からのぞいた人は、夜中に犬や猫にしゃべって、大丈夫かと思われてしまうかもしれません。
10年値上げしていないので一度夜を通して、宿泊する犬に関しては、「ジョンの家」のペットだけの泊まり料金を見直さなければいけないと考えております。

犬のトリミング美容室に関しては、今現在は事実上中止しています。
忙しい多忙日と重なることが多いので、やむなくお断りするようになりました。
旅館のスタッフも若い10代の娘達か、背中の曲がりかけた年寄りか、年齢層が両極端になりました。いろいろなアクシデントに、中々気が付かない者も多く、そのつど私は注意するのですが、生まれながらに気配りが出来ない性格のスタッフも居たりして。
私としては、なかなか歯がゆく思えてなりません。気苦労の連続です。

旅館裏のお花畑より.jpg

ちょっと静かだなあと思うと、廊下の隅っこで眠りこけている伯母。
客室へ布団たたみに入ったまま、勝手にお茶を入れて飲んで、くつろいで勝手に休憩している娘達や。
旅館はいまや、時の荒波にさらされる、零細企業ですから。
働くものたちを厳しく、取り締まってばかりも居られないのですが。

手順欲お客様の気持ちになって、受け入れの準備をしていかないと、一日の仕事量がこなしていけません。間に合っていかないのです。
何よりものポイントは、家族労働が基本的重点ポイントなのですが、私にはその家族が居ません。
母も主人も天国です。写真の人というものは、実践力にはならず、客商売は何につけても、気配りが出来るかどうかが、明暗を左右する根幹です。
だから微力の私なりにも、頑張るのです。

観光客んの減少で、奥飛騨の地価が下落し、長野県安曇野と安房トンネルや東海北陸自動車道の開通観光客の圧倒的な日帰り通過地点となりました。
「奥飛騨慕情」で名をはせた、盲目の歌手。竜てつや氏も去年なくなり。
飛騨の一時代を謳歌した歌手でしたが、病気と老衰と。。。残念なことです。

ジョンの家 玄関.JPG
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地元のお客様が旅行から戻られて預けた犬を迎えに見えました。
たまたま調理に対応していなかった伯母が、「ジョンの家」の対応に行ったのです。
犬を返したらすぐ帰ってくるだろうと軽い気持ちでおりました。
ところが中々帰ってきません。

挙句の果てにお布団敷きにお部屋に行った若いスタッフも、冷蔵庫が霜とりが出来ずまっ白、おまけにドアも半開きになっているから冷えるどころかモーターはがんがんまわり。
布団を強いていた娘は、「ずっとそうでした。」
「スイッチを切るんですか?」けげんな声を出している有様。

伯母にはお客様の食事が終わっていない間は、現場を離れないようにとあれほど言っているのに。どこへ行ったというのだろう。

この頃ではお客様と長く話し込んでしまったり、次の仕事を忘れてしまったり。(お客様はてっきり女将だと思って長話されて、そのままづるづると。)
スタッフを迎えに行かせる、スタッフが必要なんて。
あーア。なんのこっちゃ。。。と嘆きたくなる。

食事処2.JPG

そのとき、「一番にしなければならないことを、第一優先順位」に仕事してください。それは後から考えると、すぐさま対処しなければならないことでないことのほうが多い。
なぜ、すぐちょっととしたことに、パニックになってしまうのだろう。
本人いわく「私は、一生懸命。走り回ってやっている」と主張する。

美味しんぼプラン.JPG

会社で言えば取締役、取り締まると言うのは、責任を持つということではないだろうか。
「なぜ私の判断を待たず、勝手なことをするのですか。どんなときでも、大変だと思ったらすぐ内線電話で、一言報告がないのですか。」と注意。

ジョンの家でもお客様のコールは、対応できるようになっている。
伯母の体力では、もう限界なのかもしれないが、やれやれ。。。

岩魚 骨酒.JPG

「お客様の食事提供サービスに、全力を果たさなければならないこと。その現場を差し置いて、しなければならないことですか。」
ジョンの家は、息抜きの場所ではありませんよ。こんな状態の、客室の冷蔵庫が半開きの状態。平気なのですか。なぜこんな冷蔵庫だとがわかっていたのなら、お客様勝手に断りを言う前に、私になぜ報告しないのですか。マイク放送も聞こえず、内線電話も聞こえない。いったいどこで何をしていたのですか。お客さまへご案内するまえに、部屋を変えるとか、もっと最善の方法があったのではないですか。」とがめた。

すると伯母は突然反撃。クーデターに突入したのだ。

事務所では、ほとんど椅子に座れば、「寝てなんかいない」と言いながら、ねむりこけている。伯母としては、納得いかないのか。

年よりはおだてて、上手に使えと言うことはわかっているが、お客様を抑えてまで、スタッフののごきげんをとることではないとおもっている。
まして身内の。予期せぬクーデター。私は曲がりなりにも女将なのだから。

ジョンの家のジョン犬7歳

ニコニコしていれば、かわいいおばあちゃんなのに。
ただ仕事にだけは、何をおいても忠実であってほしい。
お客様への気配りだけは、ちゃんとしてほしい、と願う。

弁天荘前景.jpg

あたかもすると、(ああ。そこからの、闘いか。。。)とおもうことがある。

世間や社会や、貧乏経済状況との闘いなら、まだ我慢が出来るのだが、自分の足元からだから。まして身内。やりきれない。ゆずれないものがある。
結局、88歳になる父が食事部屋へ「遅くなりまして」などと漬物を運んでいって、事なきを得た。

常にお客様が第一順位。
お客様のおかげで生活が出来ているのだと思う。
だからお客様には、一生懸命で当たり前だと思う。
苦情を出したくないために。
とりあえずこの飛騨が抱える現況を乗り切りたいがために。

そして伯母は、いつも動いているのだから、長年働いた経験と、年寄りの目で見た、弁天荘のかじ取りを手伝ってほしいのだ。
そう思って伯母を頼りにしているのに。

伯母は午年生まれなので、時々後ろ足で蹴飛ばす。
そのときの捨て台詞が、歯をむき出し後ろ足で蹴飛ばしながら、ヒヒーンといなないている馬可も知れない。
余計腹が立つやかおかしくなるやら。

辰年の私は、火を噴きながらの昇り竜。
つらく難しいことに出会ったときは、ぐっと歯を食いしばって下り竜だ。
一緒になって吠えあったら、弁天荘は空中分解だ。
きっとまた伯母は次の何問題を抱え込んだとき、謝ってくるに違いない。
いつものことだから。
そのときは、そのときで和解を受け入れることにしよう。

問題はいまだ。いやはや。どうしたものか。

お客様よりも何よりも、まず伯母のご機嫌をとらなければならないようでは。これでは本末転倒ではないか。

どこかに気の利いた、頭の回転もよく、誠実で人当たりの良い、信頼の置ける人材は居ないものだろうか。もっとも、高額な給料では払いきれないのだが。。。

伯母は私と10歳違うので、69才になる。父の一番下の妹とにあたる。
「だからこそ、気働きを頼む」と常々言っているのだが。
それが出来ない。どのようにして、気を働かせていいのか。
伯母にはわからないらしい。
旅館がもとめている、気のきいた発想と細やかな気遣いということは、ある意味、小さいときからの育ち方と、常に鍛錬によるものなのかもしれない。

一番大切な主人公を忘れてはならない。
お客さまがいらっしゃってこそ、始まる奮戦記なのだから。
ねえ。そう思わないかい。ジョン。。。

愛犬2代目ジョン.jpg
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