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夏の観光シーズンを直前にして

今年は六月の季節だと言うのに、「雨が降らない。梅雨はどこへ行ったの」とぼやいていたら、その翌日あたりから毎日、夜になると雨が降ってきています。
まるで「天気予報の悪口を言っているのをどこかで聞いていた」みたいに。
おまけに何とお行儀の良い事でしょう。
昼間は曇りだったり気まぐれに少し晴れてみたり。そんなお天気です。
台風が発生しているとか、、、、。
しかし、この梅雨が何事もなく無事通り過ぎてくれれば。
夏という季節のページが広がっていくのですね。
本当にすぐ隣まで来ているのです。
日本とい国は、四季折々がはっきりしているから、景色も自然もそれなりのバランスで調和が取れている。
飛騨という地域は、特に季節感があらわに変化していく場所。

夏は夏らしく明るく晴れ渡り、朝晩は肌寒いくらいの過ごしやすさ。
短い夏を忙しく告げるセミたちのように。
あっという間に流れていく季節という風。
照り返す太陽は、飛騨という高冷地の大地からわずかな水分すら吸い上げて、もくもくと、乗鞍岳の麓にわきあがる入道雲。

旅館弁天荘は、部屋の改装も畑の作物もすべて整って、後はお客様のご予約を待つばかり。
待つのもたのしみ、、、。もう一度、あの仔達に会いたい。
つぶらな瞳のあの仔の姿が、目の奥に焼きついてはなれない。
流れ去ってきた季節のように、いつの間にか年を重ねて、骨格に年齢を感じる姿だから。
我が家のレオンは、私の主人が「くもまっか出血」という予期せぬ病に倒れ、一言も会話すらできぬままに、私の呼びかけにも答えずして、とうとう6ヶ月目で天に召されてしまった。つかの間の10年の結婚生活だった。
あまりにも残酷な人生の展開に、予期せぬ私の深い悲しみの中、まるでお供をするようにレオンも主人についていってしまった。
誕生日がわからないから、推定13歳くらいの、ポメラニアンと芝犬のミックス。レオンとよく似た姿の仔を見ると過ぎ去ってきた季節を思い出す。
きっとあの世で主人とレオンは、出会っていることだろう。

私は主人と我が仔を同時に失ったように胸が痛い。

でもきっとあの世で、尻尾を振りながら主人と毎日散歩していることだろう。
リードもいらない。首輪も要らない。
主人が心細くないように、私の代わりにそばについて、チョコチョコと歩いていることだろう。そんな気がする。夏が来ると初めての新盆がくる。
供養しなければ、、、、。
そのためには私は長生きしてこの旅館を続けていかなければと思う。
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