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飛騨牛についてのつぶやき

飛騨に関するテレビニュース。
食品偽造の大問題として飛騨牛のことがとりあげられています。
飛騨牛はとてもおいしいブランド牛なので、そんなに安くは仕入れできません。
少なくとも当館の仕入れ料金よりもはるかに安いグラム350円とか500円とか言う料金がテレビで流れていましたのでびっくりたまげているところです。

当館ではステーキなどは生肉そのものをお客様ご自身の目で見ていただき、
ご自分で好きなようにやいていただくという食べ方を提供しています。

いくら「素人にはわからない」などといったところで、お客様だって一度食べれば舌も目も学習してしまう。現物そのものなのですから。

国産の特に「飛騨育ちの、若牛の黒毛和牛」と「飛騨牛」との違いは牛そのものを解体した肉屋さんでなければわからないくらい、味も色もうまさもランクによってほとんど大差なく、国産黒毛和牛は部位とランクさえしっかりしたところなら、うまい肉なのです。

但しランクの低い品を混ぜたり飛騨で育っていない地区の安い牛肉をを混ぜたりして飛騨牛ブランドを名乗るのは、困った話。日本全国地区ごとにブランド牛肉がしのぎを削っていて、確かに松坂牛も飛騨牛も神戸牛も高くてうまいのです。いえ、うまいから高いのかもしれません。

国産の牛肉は外国肉などとは比べ物にならない「こくとやわらかさと肉自身が持つうまさ」があります。

飛騨牛とは、飛騨に暮らしてきた畜産農家や旅館やレストランや肉屋さんや
観光に携わってきた人々みんなの願い。
何十年もかけて、やっと自慢できるブランド肉牛ができた。
何年もの年月を経て、技術革新もされ、全国牛の品評会にも好成績を収め、やがて飛騨牛も全国のブランド牛と肩を並べるようになった。
本当においしい部位を持つ牛に育て上げるまで、どんなに汗を流して牛をいつくしみ育てなければならないか。命ある生き物だから大変な作業。

その昔「ディスカバージャパンという、国鉄のキャンぺンで飛騨高山自体が観光地として全国の注目を浴びはじめたころ。
「取り残されたタイムスリップした山の都。飛騨高山。」ともてはやされたが、「海の無い飛騨高山は食生活もじみだねー。」と批判され、舌の肥えた観光客に求められるがままに、飛騨という地で食に携わるみんながみんなが努力して作ってきたブランドだと思う。

飼料代とにらめっこで牛を育てている人。「資産も何もかも、牛が食ってしまった。穀物を食べさせている飛騨牛。資料高騰の時代。うっかりしていると、借金まるけになる」と嘆く多頭飼育の農家。

厳選して販売している飛騨牛取り扱い販売の肉屋さん。
仕入れが高いので、頭を悩ます私達。
飛騨牛は、なんだそんな値段かと思われるとこまる。
3等級から5等級の肉はそんな安くは売れないはず。

儲け主義のお金に狂った事業家。
まじめで堅実、勤勉の飛騨人々にはありえない事件。
岐阜県の飛騨高山とは程遠い養老の地区の肉屋さんに、こんな形で全国に向けて飛騨牛の疑いをかけられては。迷惑な事だと思う。

私達人間が生きるために、「命を落としておいしい肉として体を提供」してくれた牛にたいして、失礼ではないか。
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