ジョンの家のジョン犬7歳ジョンの家 玄関2.JPG
手のひらに乗る程度のまだ目も開いてない、小さな子猫の命に出会ったとき、かわいいからと安易に手を差し伸べるのは後々大変なことになってしまう。
そんな史実を書いておこう。
そこにいとおしさや愛らしさを覚えたら、ずっと一生その命と直面していかなくてはならない。
まるであり地獄のような出費と、その世話に明け暮れる、猫とはいえ一生涯の命を握ってしまうことになるのだから。
外の野良にしてしまうか、しっかりと面倒見て、飼い猫にしてしまうかが、そこが心を鬼にするか、どうかの瀬戸際だ。

今ではすっかり、猫ゲージの中で足を踏み鳴らし、通りがかるたびにしゃがれた声でえさよこせ。背中をなでよ。とさいそくしてくる。白黒の大猫が4匹。
去年の春が拾って育て始めて根雨2年。その間に兄弟同士で夫婦になっては大変とそれぞれ、虚勢手術もした。
大きくなっても気分はまだ子供なので、首輪をゲージの墨にねじりつけるようにしてあまえてくる。ダンボールのきれっぱしを見つけては、転がりまわり奪い合って遊んでいる。
ジョンの家 看板.JPG
「かわいい」と自分では思っているのだろうか。私の姿を見かけると、甘えた声でみんなで一斉に鳴き続け、狭く感じられる大型ケージの中は上に下にと揺れて大騒動だ。
去年の春に、玄関に捨てられていた、4匹からいた子猫は、幸か不幸かそのまま
大きく育ち、今ではどこへ出しても引けをとらない体格の大猫になってしまった。打ちの玄関に捨てるものの気が知れない。「無責任だ。」そんな怒りに駆られ、私ははば抜きのように、よそ様の玄関先にそっくりそのまま、おいてくることもできず、仕方なくそのまま飼育している。

4匹のままで、猫ケージの中で飛んだりはねたり、よじ登ったり挙句の果てには、二階建てのゲージを揺さぶりゆさぶり、大きなウンチをいっぱいしてくれるからたまらない。ウンチ製造機のようにせっせと。ウンチが、たまるのだ。

「大ちゃん。ミミちゃん。花ちゃん。白ちゃん。」いちおう名前もらっている。当然、餌は山ほど食べてせっせとウンチをする。
猫のウンチは犬のよりくさい。だから一日も欠かさず猫砂を取替え、
結構飼育管理費の経費はけっこう要る。

旅館でも一番とし若い、スタッフのさきちゃんにとっては、それが仕事であるかのように。
猫が四匹そしてタマも茶目も、まだ老齢とはいえ健在。
静かさが気になってそっとのぞいてみると、時折ひざの上に乗せてはなぜている。猫達もみんなすっかりなついてしまい、さきちゃんが大好きのようだ。

かくして7匹きののねこは健全であり、私の財布は不健全になりつつある。

もともと動物専門の宿屋。その施設に隣接したペットホテルなんていうこと事態、趣味か道楽か。
弁天荘は特化した、もともと趣味と道楽のような仕事なのだ。
結局、世話かがりを一人つけているようなもの。
さきちゃんは私の世話と猫達の世話と犬達の世話で結構忙しい。
先日猫の生涯預かりの問い合わせが何度かあったが、残された命のある限りとなると、えさダイヤ、猫砂の代金に世話にかかる経費の積み重ねなので、見積書もわりにまとまったお金になる。
ジョンの家 玄関2.JPG
飼い主としては躊躇することと思う。
保険所に届けて、殺傷処分というのも心が苦しいらしい。
飼っていた飼い主ならば当然だ。今は昔のように家に入ったり出たりという育て方は出来ない。田舎ならまだしも、都会では交通事故か。ご近所迷惑の原因になるか。いずれにしても無責任なことは出来ないので。

泣きながら何度か電話をもらった。
受話器を握って聞いているこちらとしても、胸につまる。
苦しいしいものをかんじるが。仕方ないのだ。
お金がつき物だからなのだから。まして認可を受けている「営業看板」を持っているジョンの家。
ボランティアでは経営者失格ということになる


私の経験では、犬よりは猫のほうがずっとながいきをする。
犬は一見おおらかで、あかるく元気なように思うのだが、猫達よりもずっと短い一生だ。
猫も犬も昔は、つながれた鎖もなく、おりの中に閉じ込められたりせず、おおらかに自由な野原を闊歩していたに違いない。
好きなときに餌をあさったり、彼らなりの狩猟なるものをスポーツのごとく鮮やかに繰り広げ、満腹になれば木陰で寝て、自由気ままな暮らしをしていたに違いない。
画像 083.jpg
犬も猫もこのごろの生き方は、ご主人様のご機嫌を伺い。
どうか、どうかと足を踏み鳴らし、餌をねだるのが、狩猟の成り代わりになってきたようだ。

おかげさまでジョンの家の猫達はくそ意地の悪い野良とは違っていつも満腹で満たされているためか、餌の取り合いという浅ましいけんかはしたことがない。
序列があるらしく、同時にそれぞれの餌入れで与えたものでなければ、じっと食べ終わるまで待っているのがまた、いじらしいというか。

弁天荘前景.jpg
朝は4畳ほどの玄関広場へ出してもらい、夜はネコゲージに戻る生活。
それは動物担当のさきちゃんの仕事ととなっている。
年がら年中、毎日の日課だ。
今年の夏は暑かったので少し夏痩せしたようだが、今はすっかり肌寒いほどに気候が変化して、涼しくなったのは、ますます食欲の秋らしい。
続きを読む>>
- | -

掃除

旅館にとって掃除とは、実に大変な作業であるか。
いまさらながら当たり前の話なのだが、つくづく考えさせられてしまう。
一日の始まりはお客様が、お帰りになった客室からはじまる。布団をたたみ、かけ布をはずし枕カバーにいたるまで、すばやく新しいものにかけかえ、座宅の上の飲みのこしのビンや缶、お茶の急須やおちゃわんを荒い、また茶びつの中にあたらしくせっとする。

前景写真.jpg

追い立てられるようにして掃除機を動かし、ごみばこからトイレお風呂掃除にいたるまで、それこそ実を粉にしてはえつくばってそうじする。ともかくきれいにする。というか、最初の始まりの原点にまで戻すこと。

トイレ付き和室広めの部屋.JPG

ただの掃除だけではない。清潔に維持すること。
という、動物のにおいという他の普通旅館にはないにはない問題が付きまとう。人間が30名だとすると平均犬や猫は15頭くらいは宿泊する。
おそらく普通の宿の掃除の2倍から3倍は手間も作業工程もかかっていると思う。そのためにスタッフの人件費は目に見えにくい部分に消えてしまう。まさに限られた短時間の中での、掃除奮闘記なのだ。
ペット無料の施設を保つということは、並大抵の掃除では合格点がもらえないから。
館内を上から下まで引きずりまわした掃除機は、予想できないほどの犬の毛などのこまかいごみで掃除機の中がいっぱいになる。。そういう意味では、至極難しい旅館サービスの原点なのかもしれない。挙句の果てに、犬達も猫達もマナーもルールも飼い主しだいなのだから。
続きを読む>>
comments (0) | -

お客様に励まされて

弁天荘前景.jpg

先日お客様に、あるネット旅行サイトのくちこみ評価で「あることないこと散々のことをくちこみに書かれて」おごった傲慢なお客様に傷ついて、しょげていたら、弁天荘のメールで激励と宿泊御礼の言葉が入っていた。

捨てる神あらはず救う神有り。
これでこそそ長年宿をやってきた励みともなろう。
きちんとした評価をしてくださるお客様も有り。
何よりも人としての出会いを大切にご自分のの思い出の中に、弁天荘の体験もろとも、楽しいたびの思い出として。とりいれてくださる。

先日の忘れかけた出来事は、特にものの価値観がわからない
お客様に多いクレームだった。
まず人としての行動が。
今風身勝手はというべきか、、、。

犬の散歩もドックランも、野菜もぎ取りもなんのこっちゃ。
と、いわんばかりに。
ああいうタイプのお客様には二度とであいたくないものだ。
と、つくづく思う。
「到着も7時30分頃。夕食は8時すき。入浴は真夜中の12時前後。さて問題の苦言のお叱りは夜中の1時頃。。朝ごはんは眠いから食べない。
犬は散歩させない。お会計は納得できないからと、値踏み。

挙句の果てに自分達が支払わない金額が相当あったことすら、口をぬぐい「残念な扱いサービスを受けたとか。コストパーフォーマンスは割高だとか。」主観的な思い込みによることもある。

弁天荘ジョンの家から見る前景.jpg

あること、ないこと、書勝ち。
言葉のすべてが正しいとは思えない、が、
その宿の評価を知る手がかりには、半分うそが混じっていたとしても、
面白おかしく興味深く週刊誌のように除き、外部者はかいま見てしまう。
続きを読む>>
comments (2) | -

時代の流れ

生ビール中ジョッキ.JPG
私が今の時代。時代が流れているということをまざまざと知ることの機会に、お客様からの苦言の内容が著しく変化しているということ。
ひとつの例としてとりあげるとしたら、インターネットについて。。。かもしれない。便利だが実にめんどうなものでもある。うっとうしい。

会話をするかのごとく会話のなくなってしまった人が、ネットの中でいろんな問いかけをし書き込み、苛立ち。最終手段として、電話をしてくるというのがよくある現象になってきた。まず電話の内容は、
「メールを見たか。見てほしい。そのメールに返事をかきこめ。」特に20代の人に多い現象。唖然としてしまう。
電話をしてきたのなら、そこで聞きたいこと知りたいことを電話の会話でしてくださればいいのでないか。。。うまくお話が出来ないらしい。
たぶん、メールの端的な文字は水を得た魚の世界なのだろう。
当然のごとく、仕事が終わった真夜中に、うっとうしいことに。いちいちパソコンを立ち上げメールを調べ。
何を聞いてこられたのか解読し答えて、返事をだすという作業がはじまる。
続きを読む>>
comments (0) | -
1/1