「2009年04月」の記事一覧

エプリルフール。4月1日のうそのようなお天気

4月になって、いろんなことが春らしく動き出した。
100年に一度の大不況中の入社式や入学式。テレビはどこのチャンネルもきそって、その流れ季節の流れをつたえようとしている。若者達の前向きなインタビューの声。すがすがしい誰もが素直にがんばろうとしている姿。
我が家の「ジョンの家」玄関脇のの片隅にもふきのとうや、小さな春に咲く花が、大きななつぼみを膨らまして、そよ風の中を暖かい光で包み込んでくれるそんなときを待っているようだ。
そのほほえましい自然の営みに安らいだ気持ちになる。春だから。
ナノに、4月1日。
季節の気まぐれ、「うっそでしょう!!」私は目を疑った。
「信じられなーい。4月なのに。」
ほんのちょっと、目を離してテレビドラマのストーリーを追いかけている間。窓辺のガラス越しの世界は、横殴りの降りしきる雪風。
雨かと思えばパンパラと落ちてくるあられ。春の嵐だ。
地面に落ちるあられは、強くはね上がり。
去りがたい冬の存在を誇示するかのような、騒々しいあばれかただ。
誰しもが、ここのところ暖かかったので、すっかり油断していた。
しばらくぶりの騒々しい降り方だ。あきれて見とれている私を、さらにからかっているかのように、景色は変わった。
綿のような2センチははあろうか、おおきなぼたん雪。
ゆっくりと、ゆらゆらとしかし確実に、春の目を切ったふきのとうや筑紫たちの上にのしかかっていく。
道路はさすがに車の通行もあるので、地熱が付いている。
後から後から、吸い込まれるように、黒いアスファルトのうえに消えていく。だが、まだ春になりきっていない、雪解けの枯れ草や芽を切ったばかりの草花の葉の上などには、容赦なく降り積もっていく、重いぼたん雪。
これが現実だなー。
いやいや、まてよ。今日は4月馬鹿のエプリルフール。
お天気までがからかっているのかなー。
夕方、暗くなって電信柱に取り付けられている常夜灯が、うそのように静かな雨をうつしだしている。
その光は霧ごんで映り、ロマンチックにさえ感じる。
夜の闇の中、あわててジョンがあちらこちらに「ひっかけしょんべん」をしている年老いた雄犬のジョンのしぐさがこっけいにうつる。
夕方の思わぬ春の嵐で行きそびれていた散歩タイム。
待ってましたとばかり、りりしさもうせ、加齢の姿を漂わせて、せかせかと歩くジョンにとって、景色や寒さなんてどうでもよ意らしい。
決まった時間に、決まったコースを、誰にも邪魔されず、心行くままに排泄散歩ができれば大満足らしいのだ。
自分のテリトリーのコースを一週して何事も無かったことに満足しながら、自分の存在を果たしきったような、得意げな気分に駆られる。
そして決まった場所に戻り、決まったえさ入れの水を音を立てて飲み、決まったえさに「またーこれー。「たまには、さー。もうちょっと、おいしいものないのー」みたいに、私の顔を見上げ、儀式のようにお座りをじっとして「お食べ」の掛け声で、反射的に顔中をえさ箱の中に突っ込んでひたすらに食べる。「まずいけど、一応食ってやったわー」というような顔をしながら、毛布の上に寝転び眠りに入る体制でしっぽをメタボなお腹の下に巻き込み「耳は今日は、はおしまい」とでも言たそうに、山型にふせる。
と゜う見ても、誰が見てもジョンの家のジョンは「平和なじじい犬」だと思う。ジョンの家のジョン犬7歳

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