リハリビのグループの女子会おしゃべり

弁天荘ロビー
木曜日がリハリビの日なので特にご予約のお客様もなかったので
通所リハリビに出かけた。診療所に開設している通所リハリビの施設。
お迎え車で乗っていれば連れて行ってくれる仕組みで終わればまた乗合になるが自宅まで送ってくれる。至れり尽くせりのシステムがある。
お天気が良くて日焼け止めクリームを塗って乗車。
朝方は17度という気温で午後から太陽の光で30度近い気温となった。
それでも半袖では木陰に入ると涼しい。
気圧のせいか足も腰も痛く。時々耐えられないほどの事があります。
薄手のカーデガンを羽織って行ってちょうどいいくらいです。
思い出のアルバム
身体の欠陥を理学療法士がもみほぐしてくれるだけで血流の流れが、よくなるような気がする。そしてヘルニア用の頃セットをしているので少しは楽な気にもなる。
行きはじめて、3年目になるが、なかなか体が若返るというほどではなくても参加できる時はなるべく行くようにしておきたいものだと思っているが。
なかなか夏場は忙しくて休みがちになる。
今日はいつもの女子三人の顔ぶれがそろった。3人とも年齢こそ違うのだが。
遅かれ早かれの未亡人で。お話に話が弾み。
まるで女子会のようでお茶とお菓子をのみ食べ。
お寺の話から、法事の話。お墓の話。など共通の話題があり。間違い探しなど簡単な頭の体操で、3時間ほどの時は過ぎていく。
有る御婦人が、後継者の話を持ち出され、ご主人の生命保険が入ったけれど、孫の進学やらいろんなことに100万単位でお金が減って行くので大変だと口にされていた。「あるものが出すのだからとお金が有るからなんやね」
そして話はトイレの話になり。夜は大変なのでおまるを部屋に置いておき朝捨てるようにした方がいいか。それともトイレを作ったほうがいいかという話になり。
「お金を持って死んでいくわけにはいかないのだから。自分専用のトイレくらい工事屋を呼びつけて見積もりを作ったほうがいい」と私が提案した。
上二之町の風景
集落ごとに下水処理を終えている地域に住んでおられる方だったので、設備工事屋さんに見積もってもらって、20万から30万円程も出せば、何の遠慮もなく使用できるし、おまるを毎朝。自分で運ぶなどということは障害があるからここにきているのに情けないじゃないの。」「御姑さんに、あなたがお嫁に着た頃は、やってきたことなのかもしれないけれど。
今どきそんな事。毎日させたら大問題になるよ。
「病で寝伏してしまって、介護をさせること自体大問題の時代に。」
少し足運びが悪い程度で、つえをついても立って歩いて通所リハリビに行くわ。
ご飯はおいしく食べれるわ。
その挙句の果てに、今から家族におまるの処理をさせたなんかしたら、家族戦争の勃発になる。自分が朝起きてするなんて言うことも情けない事やしね。
「お金なんか惜しがって、ためておかないで、自分のためにさっさと使ってしまわなくては。トイレ工事なんて何百万も使わなくてもできるはず。」と発言。
それでも農協がお金をおろそうとすると「おれおれ詐欺」を心配するのか。
「あまりいい顔しないんや」とこぼすので「あれレ―。まあ。今どき現金おろして支払いに行くなんて。そんなことは、はややらんよ。振込用紙に相手の工事会社の請求書の金額記入して、相手の口座番号書いてあなたの口座の番号書けば、同じ農協の口座番号だと振込代すらいらないのだし。
と私は笑った。
お金が有る人たちは確かに狙われらしい。
だまされまいとしていても人間には弱点はあるのだそうな。
嬉しいねと見上げてお話している犬達
話のお鉢が私の所に回ってきて、その人が言うには
「どうして跡取りを決めておかなかったの?子供が授からなかったとしても。親戚の子なりを養子にでもして跡取りを決めておけばよかったのに」という話になった。
タケノコとあげの炊き合わせ
未亡人の田舎の奥さんたちは、この手の話が大好物のようだ。
だから、こうゆう時は(いかにも自分は解消のないもので貧乏人の借金だらけだ)と言っておくことに限る。
旦那に死に別れた未亡人たちは。まだ私の方が幸せなのだと自覚することに優越感を見出すらしい。そうするとひとまず敵を作らないで済む。
私はいろんな事情をさらけ出すのも面倒だったので
「跡取りなんて後取るものが、あってこその話だわ。私はその気で銀行から借金して旅館建てたけれども。借金、怖い。と思うサラリーマンの親や子がが当然商才の才覚はないし。老人の介護付の約束なんて跡取りに決めることは酷なことだからね」と言っておいた。
「田んぼや畑や森林の不動産はいくらあっても、財産のうちには、入らないのやよ「年金では食べていけないから2000万くらいは貯金しておくか、株に投資するかしておけ」と言っているのだから」と言った。
「わははー」という笑い声が上がり。
その話はおしまいになった。
今通称リハリビに来ているいるおばあちゃんたちは、80歳すぎた人たちが多く。
無くなった人が植えたイチゴ
ついこのあいだ後家さんになった人たちは。めそめそして見せるのが「いかにも私はか弱くてはかない」とでも言いたげなような。新人の未亡人も、そのうち年と共に、たくましくなるのだが。今は何かとくよくよとしたお話が多い。
私は年こそ若いが未亡人歴12年程になる。来年13回忌法要の年になる。
数限りないお客様が支えてくださった弁天荘だと思う。感謝があふれて出る。
だからできる限りこの宿をつ漬けて行きたい。
いろんなことを乗り越えて今日の年月を積んできたと言いたい。
だから「苦労してきた」とは決して一言も言いたくない。
すきなことはしてきた。だが私のしてきたことは、苦労ではないのだから。
だからそれほど旦那が居なくて心細いとも思ったこともないし、できる限り現状維持で。気楽に自立して生きていきたいと思っている。
シャブシャブ鍋食事
「糸」という中島美由紀の名曲がある。あの曲はつくづく名曲だと思う。
階段の踊り場で出会った人が私の主人で。横の糸とたての糸が織りなすのが私達だった。中高年で結婚という選択をした。彼の貯金をはたいてできる限り盛大な結婚式をした。「一日限りの王子とお姫様」になり切った。一日でなん百万を使い生きる大人のイベント。結婚式。長い間付き合ってきたなれ初めの新鮮でもなかったが新婚旅行。一通りの段階は踏んで人生を全うしたのだから。
彼の最期を看取れてよかったと思う。
大テマリの花
私の主人は草花が好きで田舎暮らしにあこがれていて。
そのくせ畑仕事も果樹園も金生しいたけ作りですら全うしきれない。
まさしく夢を描く青年だった。
そしてちょこっとだけ、他の男とは違う目鼻立ちのシャキッとしたいい男として私の眼には映ったのだが「結婚なんでどっちでもいいや。」は母乳癌で4~5年の闘病生活。そんな八方ふさがりの状況の中で。私は建てたばかりの宿の運営に力が入っていた。成り行きだと思う。すべてが苦労だと感じたことはない。苦難という言葉は受け入れるが苦労したんだなあなんて気の毒がられたくないのが私の気持ち。
苦難は必ず乗り越えられる。そう信じている。そしてそういう信念で月日が流れてきた。
私が脳梗塞で倒れた時、退院して家に戻った私に、一週間ほどして主人はくも膜下出血動脈りゅう破裂で入院することとなった。
まさしく入れ替わりの入院。
私は半年車いすで毎日通い。主人の入院している救急病院の高山日赤で主人との永遠の別れを見送った。彼が残してくれた寿命だもの投げやりになってはいけない。
宿は冬は休むことにして後は無理をしない程度にずっと営業をし続けている。
弁天荘の玄関前
おかげさまで旅行会社の介入もなく。私の公式ホームページや電話等の予約でこの宿は回っている。じゃらんも楽天も今では介入すらしていない。支払いが現金またはカードかというだけでだけで。予約対応している。
犬の顔見ていると猫と遊んでいると。「まごまごと愚痴を言いながらも、暮らしているおばあちゃんたち」とは生きている感覚が少しばかり違うと思うことがある。
私は犬や猫が、私の稼いだ売り上げでおいしいエサが食べられ。
飼いに行く時間がなければ、アマゾンでお取り寄せの配達してもらえばいいと思っている。
ネットで買い物できるので、うちの仔達がとりあえず飢え死にすることがなければ良しと思っている。カリカリと私の顔を見上げながらドックフードを食べる犬たちや。「うんチしたし。トイレが汚いと私、おしっこできなーい」と私のかたにつめをかけてにゃあーにゃあ泣く猫の姿がいとおしいのです。
お嫁さんに遠慮しながら、また悪口を言いながら。
孫のご機嫌を取っているおばあちゃんでない事が幸せなのかもしれません。
されざれの人生を満足して日々過ごしていけることは幸せなことだと思う。
当面は父の大往生の日までを静かに見届けるのが私の務めだと思う。
「行方不明人にもならず」集落の人々にも人探しの手間をかけることもなく。
年寄にあの世からの迎えが来る時を家族の一人として見届けなくてはならない使命感が、田舎で生きていくことが気丈にさせているのだと思う。
私の犬や猫たちが飢えるることもなく天寿を全うしてくれれば。
わたしにはこの宿を誰に約束して残す必要もなく。先祖が残してくれた不動産は子孫を残さなかった私には欲を出す必要もない。
山も田んぼも土地すらいらないのだから。所詮生きている間だけの苦楽であり。「寄付」という言葉の二文字を地方自治の仕組みの中に溶け込むように生前にしておけばいいのかもしれない。終活ノートを残すにはまだ早いような気がして。なるべく風変わりな老人目指して生きるようにと思っている。
人間の尊厳死として老衰の日を迎えることは親より後にしなくては。そう思うからこそのしばらくの生きていくパワーなのかもしれない。
今夜も取り留めのないお話になってしまいましたね。
6月半ばです。梅雨がおとなしく過ぎ去ってくれるといいですね。
地震も大変でしたね。瓦がはがれた屋根に雨が降り注いで本当にお気の毒です。
頑張ってくださいね。でも頑張りましょう。東北の震災の教訓が生きていて本当に何よりでした。つらい現実ですが。どうか気落ちしないで乗り越えてください。
みんなで応援いたします。災害の多い日本。
でももう日本はどこで、地震が発生しても不思議ではないのですね。
あたまの中に深く刻んでおくことにします。
夏のお客様のご予約が入ってきています。
「山の日」は集中していますので。
今のところ空き室は出ていません。
日にちが近くなってくると直前キャンセルも出てきますので、時折気にかけておいてください。
予約の状況は、随時公式むページの残執数よりご予約くださいませ。
では皆様お元気で。
間だけのタケノコです